〜英語長文のコツ〜偏差値60代前半から伸びない人の原因と突破法!

2018年2月18日コツ, 偏差値, 参考書, 問題集, 大学受験, 英語, 長文

一般的に『超長文』と呼ばれるような、非常にボリュームの多い英語長文という類のものは、慶応SFC、早稲田国際教養、東京大学文系など、関東難関文系大学で多く見られます。近年の科目としてではなく『言語ツールとしての英語』にシフトしつつある教育業界の動きを考えても、語数の多い長文を速読するスキルというものは、これからさらに入試においても要求される場面が増えてくると予想されます。なのでこれから複数回の記事を通して、まずは超長文の攻略について、オススメの参考書や必須となるテクニックを踏まえながら、紹介していこうと思います。

まえがき:超長文を読むために必要とされる英語力とは

標準的な長文ならば時間をかけたら読める!けど

「超長文になると最後まで読むのに非常に時間がかかる」であったり

「読んでいると途中で何の話だったのかわからなくなる!」

という話は、よく耳にします。現に私が受験生の時にも、はじめて超長文に手を出した時には、過去問をやっていても、時間は足りないし、時間を延ばして解いても、正答率が全然ついてこず、悩める日々を過ごしていました。このような状態で、ひたすら次から次へと問題を解いていても、「超長文ってわからない」であったり、しまいには「自分は長文苦手かも」といったような、負のメンタルに向かって行ってしまいます。このような時は一度立ち止まり、自分には『何が足りていないから超長文が読めないのか』ということを一度考えてみる必要があります。

原因① 単語を知らなければ、読めるわけがない。

単語の写真

自分は単語をきちんと覚えていると思っていても、実は単語力不足で長文読解に支障をきたしていたというケースは意外と少なくないです。

では具体的にどの程度の単語力が必要なのかということをわかりやすく示すために、「識語率」という言葉を用いて考えて見ましょう。

識語率=ある文章のうち、その文章のどれだけの割合の単語を理解しているかを示す数値

例えば、10単語で構成される一つの文章があったとしましょう。この文章に含まれる10個の単語うち9個の単語を知っているとします。この時、「識語率」は90%ということになります。この「識語率」ですが、英語長文を理解する際には、90%〜95%程度必要と言われています。これで是非長文を読めないと叫んでいる受験生に確認してもらいたいことが、

読んでいる長文の自分の「識語率」を調べるということです。

要するに、長文のなかでわからない単語をマークし、単語数を数え、そしてその長文の全体の単語数を数え、そこから、そのこれでその識語率があまりにも低い場合は、長文問題の演習を行う以前に、単語力の増強に力を注ぐことをお勧めします。文章中に一定以上の知らない語が含まれていると、推測を元にその文章を読み進めることは、困難であるでしょう。なのでまずは単語力を上げ、識語率を9割に到達させるようにしましょう。

英単語が出てきて、意味が一つ言えたからといって満足していては受からない!

よく小さい紙のカードを100均などで買ってきて、表面に英単語を書いて、裏面に日本語を書いている人をよく見かけます。あのような一英単語に対して、一つの日本語訳のみを暗記するという学習方法は、移動時間にに簡単に学習できるというメリットがあるのはよくわかりますが、私としてはあまりオススメしません。なぜならば、暗記した英単語が、その暗記した時にセットで覚えた日本語訳の意味として出てくる可能性は、非常に低いからです。

例えば、、

これは有名な単語なのでご存知だと思いますが、英単語meanってどういう意味でしょうか?

①意味する(動詞) ②平均(名詞) ③卑劣な(形容詞)

という意味がありますね。なので一語一訳暗記方法で、片方でしか意味を覚えていないと、、

英文) He was mean to his daughter. 

という文章に対して、日本語訳する時に例えば②番での意味しか覚えていなかったとすると、冠詞不足で文法的にも成り立ちませんが、②番の名詞の平均としての意味しか知らないので、

訳) 彼は彼の娘に対し平均だった。

という意味不明な解釈しかできませんね(文法を学習している人ならばまずこのmeanの使い方は知らない!となりますが)

ここからもわかるように、単語学習をする際は、もしいま一語一訳型で行なっているならば、直ちやめることをお勧めします。どうしても通学中に単語を勉強したいんだという方は、例えばスマホの単語学習アプリを使うことをお勧めします。もし学校にスマホが持っていけないよーという場合でも、少なくとも自分で作成した単語帳の裏には、一つの日本語単語を乗せるだけではなく、多義語の場合は多くの意味を載せたり、また臨機応変な解釈ができるために、その単語の原義などを書き。体系的、かつ感覚的に単語をbuild upすることを強くお勧めします。これらの単語の覚え方については、後日記事にて詳しく解説します(ここにリンクを貼る予定です)

単語を暗記していても速読できない理由:単語は見た瞬間に意味が言えるように!

速い写真
よく英単語の勉強などをしている学生を見ていると、友達から英単語の問題を出されて、数秒間悩んだ末思い出して、単語の意味をドヤ顔で答えているなどといったシーンを見ることも少なくはありません。ここで生徒は単語は意味の意味を答えれば、単語の学習はできていると勘違いしていますが、確かに、単語テストの際には、それで良いかもしれません。しかしあなたは単語テストのために単語学習を行っているのですか?もちろん違いますよね笑新しく単語を学習し、その単語が長文であったり、会話で出てきた時の理解できるように知らない単語を学習するんですよね。そのように、より実践的なcontextで、もし新たに学習した単語が出てきたとしても、新しく習った単語だからといって、会話がストップするわけでもなければ、長文を読む時間が増えるわけではもちろんないですよね。ですから何が言いたいのかというと、単語は見た瞬間に反射的に意味を言えるレベルまで上げないと、単語を学習したとは言えないのです。

原因② 構文把握ができていない?

構造の写真
文章の単語、単語の意味は一瞬でわかるけど、文章として読むと意味がわからないならば、それは英語の構文を把握する力が足りていないのかもしれません。長文を読み進める中で、「この文章なんて言いたいのか分からない」という場面に遭遇した時に、その文章のうちに、意味のわからない単語が何単語存在するか、一度数えて見てください。もしそれで意味のわからない単語は、ほとんど無いのに、文章がわからないという場合は、構文把握力を育てたほうが良いかもしれません。構文すなはち、文章の構造を学習する時に、筆者は大きく分けて以下の二つの方法を用いてきました。

  1. 長文で出てきた複雑な構造の文をひたすら意味を噛み締めながら、音読、暗記する。
  2. 構文問題集の例文を精読する。

    構文把握については、今後記事にて、対策の方法のついて解説していきます。

次回に向けて

今回は初回ということで、まず長文を読む上で最低限必要となる「語彙力」と「構文把握力」について書きました。次回からは、これらの能力を備えている人に向けて、どのような練習を行えば、英語長文、そして超長文を読めるようになるのかについて書いていきたいと思います。構文把握力と、単語力については後々個々で記事を書こうと考えているので、出来次第当ページにリンクを貼ろうと思いますので、少々お待ちください。

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