【年収?高学歴?】いろんな角度から旧帝大VS早慶を検証してみた!

sokei vs kyuteidai eye catch 一般入試

受験生なら志望校を決める時、誰しもが一度は考えたことがあるであろう

旧帝大と早慶って色々考えたら結局どっちの方がいいんだろう?

問題。世間的なイメージでは少しだけ旧帝大の方が上?でも学部とかにもよるよな。。といったモヤっとしたイメージに包まれた未解の問いだったのですが、今回色々な比較軸とデータを用いて、結局早慶と旧帝大ならどっちの方がいいのか?という問いに対して個人的に結論を述べてしまいたいと思います。

そもそも旧帝大ってどの大学?

university image

そもそも旧帝大とはどの国立大学を指しているのでしょうか。答えは。。

  • 北海道大学
  • 東北大学
  • 東京大学
  • 名古屋大学
  • 京都大学
  • 大阪大学
  • 九州大学

を指します。どれも戦前に「帝国大学」として設立された由緒ある大学となっており、現在でも国内外問わず高い評価を受ける国立大学郡となっています。

学費の違い

最初の比較軸としてはまず学費から見ていきます。理系に関しては学部による差などが大きいので、文系のみ紹介していきます。

大学名学費(年間)
旧帝大53万5800円(固定)
早稲田文系100万円(全学部平均)
慶応文系110万円(全学部平均)

当然ですが旧帝大の方が年間にして50万円ほど安くなっています。そのため4年で卒業したとすると、卒業までに学費だけでも200万円ほどの差が生まれます。また、早慶文系に関しては、学部ごとに学費がことなりますので、一部の学部では年間の学費と比べて乖離している学部が存在します。

例えば早稲田大学国際教養学部であれば、卒業要件に一年間の留学が課せられている影響で、交換留学費用が学費に含まれているため、一年間の学費が約170万円と全体平均の1.7倍程度になっています。ですので、旧帝大の場合は学費が一律なのでいいですが、早慶の場合は学部よってバラツキがあるので気をつけましょう。

何れにせよ学費の安さだけで言えば、旧帝大の方が上ですね。

入試難易度/大学評価

偏差値で比較

偏差値といっても、そもそも当然旧帝大であればセンター試験の受験が必須であり、最低でも5教科7科目の対策が必要なのに対し、早慶であれば一般入試でも、慶応SFCのように選択一科目+小論文入試のように2教科から受験できる学部も存在します。ですのでそれを理解し一概に偏差値だけで難易度比較が出来ないということを理解した上で偏差値を見ていきましょう。

全て偏差値の参照元はパスナビ さんから参照しています。

大学(全て文系学部)偏差値(中央値)
北海道大学60〜62.5(61.25)
東北大学60〜67.5(63.75)
東京大学67.5(67.5)
名古屋大学60〜62.5(61.25)
京都大学65〜67.5(66.25)
大阪大学57.5〜65(61.25)
九州大学55〜62.5(58.75)
早稲田大学62.5〜70(66.25)
慶應大学65〜72.5(68.75)

このような状態になっています。当然科目数が異なるので比較できませんが、偏差値の中央値だけ機械的に見ると東大京大早慶>他の旧帝大となっています。

世界ランキング

続いて、世界全体でのランキングについて解説していきます。世界大学ランキングは様々な評価項目ごとの各大学を数値化、ランキング化した指標であり、全世界の大学が1位から順番にランキング付けされています。

また世界ランキングを出している機関も複数あるので、今回は「QS TOP UNIVERSITIES」のデータを参照します。

大学名世界ランキング
北海道大学128位
東北大学77位
東京大学23位
名古屋大学111位
京都大学35位
大阪大学67位
九州大学126位
早稲田大学208位
慶應大学198位

世界大学ランキングを基準にすると旧帝大>早慶となっています。しかしこれは少し留学経験者の個人的な意見になってしまうかもしれませんが、正直ランキング100位以下の国内大学は外国人はあまりしりません。旧帝大でも多くの外国人が知ってるのは、東京大学、京都大学までです。しかし反対に早慶は100位圏外であるにも関わらず、多くの外国人から優秀な日本の大学として一程の知名度を獲得しています。

それはおそらく早慶が多くの留学生を受け入れたり、逆に派遣したりしているからであるでしょう。早稲田大学は国内大学の中でも留学生受け入れ人数は最大級であり、そのため中国や韓国からも、特に中国からは国内入試が過激すぎるため、日本の大学に進学したく、そこで外国人でも比較的入りやすい優秀な大学として早慶は第一の選択肢となっています。

就活から見た早慶と旧帝大

国内企業編

学歴フィルター

このサイトに流れ着いた受験生ならば、そもそも学歴フィルターがなんぞやという解説は不要だと思いますので、ここでは割愛します。ここではランクごとの学歴フィルターの構造を「ヒューマンデザイン総合研究所さん」のデータを参照させていただいて確認していきます。

企業レベル、内容旧帝大早慶
一流コンサル、銀行、証券東京一工早慶上位(政治、経済、法、理工)
一流東証一部上場大手東京一工+旧帝大+上位国立早慶、マーチ上位
東証一部上場大手上記+中堅国立早慶、マーチ、関関同立
東証一部上場その他企業全国立産近甲龍、日東駒専

となっており、学歴フィルターにおいては、早慶=旧帝大の扱いを受けているようですね。

超一流企業内定者数

超一流企業内定者の数を、大学別に追っていきます。ここでは超一流企業として「三菱商事、三井物産、住友商事、伊藤忠商事、丸紅」への内定者数のデータをもとに比較していきます

北海道東北東京名古屋京都大阪九州早稲田慶応
三菱商事4NA39NA13NANA2950
三井物産NANA18NA9NANA2732
住友商事NANA20NA149NA2934
伊藤忠商事NANA13NA125NA1621
丸紅NANA13NA95NA2130
40103057190122167
採用人数/年度全学生数×1000.02%0%0.3%0%0.2%0.08%0%0.2%0.5%

上記のようなデータとなり、東大京大早慶>その他旧帝大というデータになりました。やはり要因としては

  • 地理的要因
  • 学生数的要因

の二つが大きく影響していると言えるでしょう。そもそも早慶は東京都心部に位置していますが、旧帝大に関しては、東京大学以外の大学は全国各地に散らばっています。そのなか、いわゆる一流企業と呼ばれる企業はかなりの確率で東京都心にオフィスを構えている確率が高いです。

そこに加えて、一大学あたりの学生数が、旧帝大学に比べ、早慶の方が大きいです。これらの二つの要因が重なり、「より多くの早慶出身者が大学に近い大手一流企業に大量に入社し、またその入社した卒業生が今度は早慶学生を採用する」というサイクルが出来上がってしまっています。

それ故採用人数および全体学生数からみた超一流大手企業内定者の割合も、早慶>旧帝大になったのだと思われます。

外資系

続いては外資系企業ですが、外資系企業においては早慶、旧帝大のくくりでの差というよりも、最低条件が東大京大、そして早慶になっており、そもそも東大京大以外の旧帝大から外資商社であったり、外資銀行への就職実績は基本的にありませんでした。

各大学のキャリアセンターが公表しているデータを見ればわかるのですが、東大京大以外の旧帝大の就職先に大手の外資系企業は掲載されていません。ですので、今回は東大京大、早慶の中で比較を行なっていきます。

外資大手二社の国内合格者の出身大学割合

東大京大早稲田慶応
ゴールドマンサックス(外資銀行)34%9.7%9.7%26.2%
マッキンゼー(外資コンサル)48.7%6.8%5.1%14.5%

となっており、東大>慶応>京大>早稲田という順位になっております。そもそも二社の国内からの合格者割合に置いて、ゴールドマンサックスであれば東大と慶応で60%、マッキンゼーにおいても62%を占めているので、外資志望の場合は最低でも東大京大早慶以上、できれば東大か慶応に入れていれば少し安心、といった状況になっています。

年収

続いて平均年収について見ていきます。各大学卒業者の30歳時点での平均年収のデータを「openwork」さんのデータを参照し、確認していきます。

大学名30歳時点での平均年収
東京大学810.9万
京都大学727.6万
慶應大学726.6万
早稲田大学654.3万
大阪大学640.3万
東北大学626.2万
名古屋大学611.6万
北海道大学607.6万
九州大学598.4万

こちらのデータも外資の就活状況と同じで、東大京大>早慶>その他の旧帝大学 となっています。またトップ〜第5位までの年収の落ち具合と、第5位〜第10位までの年収の落ち具合にはかなり違いがあるのが、特徴的です。

まとめ

最後に上記の全ての比較軸を簡単にまとめると。。。

比較軸結論
学費旧帝大>早慶
偏差値東大京大早慶>その他旧帝大
世界ランキング旧帝大>早慶
学歴フィルター旧帝大=早慶
国内就活実績東大京大早慶>その他旧帝大
外資就活実績東大京大早慶>その他旧帝大
平均年収東大京大>早慶>その他旧帝大

となりました。おもったより「お金」にまつわるトピックでは、東大京大がトップにいるのは当然といえば当然なのですが、入試科目等の難易度を考えると早慶が比較的に上位にいる印象を受けました。個人的には特に地方旧帝大で特定のやりたいことがあり、それが理由で進学したいケースを除けば、ある意味軽量入試の早慶の方が「コスパが高いのでは」という印象を受けました。

あくまで上記の比較軸は参考材料にしかなりませんので、受験生の皆さんは最後は自分で考え抜いて志望大学を自分で決めるんだということを忘れずに志望大学を決定していきましょう。

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